スキルス胃がんだったとは!

夫がスキルス胃がんステージ4の告知を受けてからのこと

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

階上の隣人の話

ご近所さんが咽頭がんで亡くなったことを昨日知った。わたしももちおも落ち込んでいる。 いま私たちは古い分譲団地に住んでいる。団地に住むのははじめてで、引っ越しが決まったときは未知なるご近所づきあいの世界に身構えた。しかし実際住み始めてみると回…

ありがとうエピソード がん闘病看護漫画「今日から第二の患者さん」

【拡散希望】第二の患者という概念が少しでも多くの方に広まればと思い、1話&2話を試し読み小冊子にしました。 病院の待合室や薬局屋さん、お店や自治体などに置いて下さる方いらっしゃいましたら、画像の宛先までご連絡お願いします https://t.co/YXROK8StT…

「胃がん 4型」

もちおが告知を受けた日の深夜。 わたしはもちおが眠った後、リビングでひとり「胃がん 4型」で検索した。4型とはスキルス胃がんと呼ばれる進行がんのことだった。 スキルス胃がんは胃粘膜に浸潤するタイプのガンで、発見が難しく進行が早い、そのため生存率…

がん保険選びの難しさとひまわり生命お姉さんのやさしさ

告知から5年前、2011年の秋に「ライフプランナーから保険の見積もりを受けてみませんか」という電話がプロバイダー経由でかかってきた。 その年わたしたちは3.11の震災と原発事故を深刻に受け止め、今後の住まいや仕事について長期的な視点で考えなおそうと…

告知の告知の戒厳令

B総合病院へつくともちおが目を丸くして待合室のベンチに座っていた。 「はてこさん、こっち。仕事は?」 「休ませてもらった」 「悪いね」 「そんなこといってる場合か」 「いや、ほんと驚いたばい」 わたしももちおもまだ実感がなく、どこか他人事だった。…

水を吐いて病院へ

三が日が終わり、仕事はじめがやってきた。 その日もちおは帰りが早く、わたしたちはローカルラジオの番組で紹介されたレストランへいった。ご飯とスープ類にメインのおかずを選び、サラダが取り放題というお店。もちおは相変わらず食が細くて、わたしたちは…

マスオさんストレスと食欲不振

A医師らと別れたあと帰宅してひと眠りした大晦日の夜、一人暮らしをしている母から手料理を用意しているというLINEが入った。母は料理上手なのでいつもなら喜んでいくところだけれど、このときはもちおが二人で過ごしたいというので、断ってファミレスでパフ…

怖かったお通夜と人気ブログランキング

このブログを人気ブログランキングの胃がんカテゴリーに登録した。 このランキングカテゴリーの怖いところは、上位ブログの「生前はお世話になりました」で終わっている率の高さ。わたしはビビりなのでこういうとき迷信的な不安を覚える。ここにリンクして大…

大晦日の失敗

「ガンだって。これから紹介されたB病院へいくから、はてこさん来てくれる?」 もちおは一週間前に知人のA医師のもとで胃カメラを飲み、組織検査を受けていた。 もちおにがんの告知をしたA医師はわたしの父の友人で、もちおが前回A医師にあったのは年末、身…

告知前の兆し

2016年1月13日に胃がんの告知を受けたと夫のもちおから電話があった。 4年前の2012年2月、もちおは人間ドックで胃のバリウム検査に引っかかり、要再検査の通知を受けていた。同年5月に転居、転職をしたので、移転先で胃カメラの検査を受けようと考えていた。…

はじめましての方へ

このブログのこと これはわたしが「はてこはときどき外に出る」という雑記ブログに書いていた夫とガンの話をまとめるためにはじめたブログです。当時数多くのガン関係ブログを読みましたが、スキルス胃がんについては手術せず抗がん剤を中断して長期的に安定…